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大分市都留に残る大分航空隊の掩体壕(えんたいごう)跡 




身のまわりの戦争遺跡を探してみよう

大文協では県内の戦争遺跡の保存をはかるために、今、調査表を会員を中心に配布しています。

大分県では宇佐市の海軍航空隊の基地跡に残っていた掩体壕(飛行機を空襲から守るための壕)

が国指定史跡になりましたが、県全体で一部観光地となっているような所をのぞきほとんど放置されている状況です。

文化庁が第二次大戦の終了時までを保存の対象とする、新たな指針を出してまだ数年、市町村の担当者も埋蔵文化財以外は関心がないというような状況もあります。

しかし、一方で開発が進むにつれていつのまにか消えていく傾向にあります。

戦争経験者が減少していくなかで、一部にあの時代を忘れたかのような発言も聞かれる中、目にみえる遺跡の需要性は強まっています。

   戦跡ウオッチング

昨年、大文協事務局では、いずれ予定しています戦跡ツァーの下見として、大分市内に残る戦争遺跡の一部を見て周りました。

下記はその報告です。会報にはスペース上載せられなかった写真も付けます。

まず上・下にある写真の掩体壕です。現在は市街地のなかにうもれて、倉庫としか見えません。

つい数年前までブロック屋さんが倉庫兼作業場として使っていたそうです。          横から見たところ

大変しっかりした造りで、すぐ壊れた新幹線のトンネルとはデキが違うようです。 

現在は使用されていません。このままでは破壊される運命でしょう。宇佐が指定されたのだから、大分市内に残る代表的戦跡としてぜひ残したいものです。

まだ他に一つ残っているという話がありますが未確認です。情報がありましたら大文協までお知らせください。

 

次に大分市萩原に残る防空壕跡です。

これもしっかりした造りで、人の背丈よりやや高い入り口が確認できただけで4つありました。当時は工場として使われていたということです。

学徒動員で多くの女子学生が働いていた所でしょうか。
護国神社したから高城ジャスコにぬける道の城東中学角の交差点をジャスコの方へ向かっ横断して、すぐ右側のゴルフ練習場の裏の崖にあります。

 
壕内の様子。おくに左右への通路らしきものが見えました。

 次は生々しい銃撃の跡を今に伝えている焼酎屋さんの倉庫
今はスーパーの前のレトロな趣がありますが、よくその壁の表面を見ると。


大きな丸い穴のように見えるのが銃撃であいた穴を埋めた跡。よく見ると小さな穴がたくさんあいてます。


戦後埋めた穴の跡が錆びています。たくさん穴があいていたことがわかります


見えにくいのですが壁にもたくさんの穴を埋めた跡があります。


次はまったく普段は見えない戦争遺跡です。

普通の民家の物置の入り口ですが、大分市岩田町も旧航空隊関係の地下壕入り口だそうです。子供のころ入った人によれば長い通路があったとか.このあたりでは大雨でも水がでないと言う話です。いまでも壕は役立っているというべきでしょうか。私達が訪ねたときはお留守だったので、中を見ることはかないませんでした。

入り口の角から見ると、民家としてはごついようなコンクリートが見えました。今は倉庫としてお使いのようです。
 この壕は岩田町一帯の地下にいくつもの通路状に通じていたようです。工場としても使われていたようです。戦後、放置されていた工具などを取りにいったそうです。
もう一ヶ所の入り口が岩田高校の中にありましたが、昨年四月、新校舎建設に伴い消えました。お話によると、戦後入ってみた人が、裏川筋にあった当時の学校理事長宅までつながっていたと言ってたとか、うわさでは護国寺神社まで行っていると聞いたそうです。神社の西側が司令部壕のあった加納山ですからありえなくもありません。

このような戦争遺跡は県内のあちこちに残っているはずです。ご存知の方お知らせください。


●大分市元町の発掘現場で、第2次大戦中の高射砲陣地跡が見つかりました。円形のコンクリート銃座で厚さ70cmほどあるそうです。位置から見て、日豊線を守るために据えられたものではないかと思われるようです。

台座を上から見たところ。

現場の全景。


掲示板への投稿から
2000/08/30(Wed)18:23
回天基地跡
投稿者 ミネ ( 43歳 ♂ 千葉県 )
速見郡日出町深江に太平洋戦争末期の特攻兵器「人間魚雷・回天」の大神訓練基地跡があります。 深江湾の周囲に「格納壕」「調整池」などが当時のまま残されています。 大神回天会によって案内板等が設置されていますが、近隣の会社の倉庫になっていたりして、決して良い保存状態とは言えません。 また近くの住吉神社境内には、基地内にあった回天神社が遷座し回天の部品がご神体として祀られています。回天の模型も設置されています。 建物こそ失われているものの、当時の基地跡が残る貴重な遺跡であると思います

大分市下郡加納・軍司令部壕入り口

 うえは宅地開発中。壕はセメントに埋められているのが分かります。 文化財情報を見てください。

 ●旧佐伯海軍航空隊の掩体壕が保存されることを報じた合同新聞記事  2001.6.30
       

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